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矢吹丈のように燃え尽きて真っ白になりたい漢の愛とストイックな生活の記録
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バイクも始まるよ〜〜




トイレも終えて気分は上々。
トランジションも割とゆっくりめに確実に済ませた。
補給はアミノバイタルジェルの赤。

アームカバーもここで手首に巻きつけ、
あとは車上でと出ようとしたら、レースベルトしてんかった。。。
サドルに引っ掛けててよかったぜ。

左前方に目をやるとおちけんさんが目に入った。

名前を呼んで手を振ってから、
やっとこさエリアを出た。

スイム終盤に攣りかけてた脚の状態も、
バイクに乗ると気になることもなく、よく脚が回る。

アームカバーをたくし上げ、
補給バッグからグローブを出して装着完了。

僕の場合、アームカバーは完全に日焼け予防の為。
また、コンプレのカーフガードも今やヨレヨレで、
ほぼ日焼け予防にしか役立ってないもんです。


体力をどれだけ削られないかの装備品。


ウェアもトライジャージかバイクジャージか直前まで迷いましたが、
ここはトライアスリートやからやっぱトラジャージやなとの選択でした。


結果、灼熱とはならずでどっちでも良かったんですが、
ここまで取りあえず僕の装備に対する考えを。

次は塩タブの補給。

これは常套なのでよかったんですが、
補給での失敗が・・・

10k地点ぐらいの最初の峠までに、
補給を取りすぎてしまったァァァッッ!

まずはここジョミを流し込んだ。
あとは、メイタンの2run。
そして、これが意味無かったと思われるアミノバイタルの顆粒1袋。


その証拠がこれ(2k地点)




口にいれて、しばらくしてから、
そういやトランジションでジェルのbcca補給したばっかやんと気づく始末。


テンション上がりすぎて冷静な判断ができてなかったです。

結局、このあとの補給は、
1周目の大谷峠前にカロリーメイト1袋と
60k地点ぐらいでジェル1個。

ランでも走り始めに塩タブ1個で、
あとは水分のみという、
あまり賢いとはいえないタイミング、量だったと思う。


改善の余地ありで、
まずは書き記しておきます。

話をレースに戻しまして、

準備万端!

1,2k走ったところから、
行くで〜〜!
とアタック開始!!

いやあ、脚が回る回る。

だいたい38-40kぐらいで、ぐいぐいイケル。

あかんあかんと1割ぐらい抑えて、
38ぐらいキープの抜き加減で走ってましたが、
やはり気持ちが良い!





最初の峠もダンシングを時折混ぜ込み、
前を急いだが、結果的にいうと飛ばし過ぎてしまったかもしれん。

2番目の峠までの区間でちょっとしたサプライズが!

走行していたら、横から
ブログ見てますよ!
と声をかけられる。

まさかぁ?!
と思って話していくと、
ほんまに、この100歳までアイアンマン見てくださってた。

どうやって知ったんですかと聞くと、
シルベストのHPにリンクがあった時にとのこと。
おそるべし、この影響力!

この方、ゼッケン56のTさんで枚方の方らしい。
数分ほど話しながら並走していた。

お声かけありがとうございました。
嬉しかったです!

グリーンのヴェンジ君も目立っとったんだろう。

ちょっとペースが緩くなりすぎてたので、
気を入れ直して踏み直し、レースモードに切り替え戻した。

2つ目の峠。
ここは前回書いていたようにインナーでの入り。


くるくるで登っていく。

途中で、また知った顔が!
レース直前に話しかけていただいた242番の方だ。

頑張りましょうと抜き際に
今度は僕から声をかけた。

この2番目の峠、きついのは最初だけで、
あとは淡々といけた記憶だったので後半はアウターでもよかったかな?

そしてそして大谷峠へイン!

意外といい感じのスピードで登れている。
幅広の道路ではギヤを上げてぐいぐい行けた。





けど、最後の斜度が上がる1kぐらいは、割としんどかったな。
たまにピキピキきたので。

頂上付近でわいたまさんから聞いていた名物の五十嵐応援も顔を存じないので、
よく分からずじまいも写真で見ると笑顔で走ってるわ。




登り切ったら、あとは下るだけ〜。

ここで、前方にhiroくん発見!

走り始めて、初めてのメンバー遭遇。
あと前にいるのは、ひろきさん、あまやまさん、なす兄さんぐらいであろう。

リザルトから分析するにhiroくんとスイムの差が3分、
おしっこタイムいれると(hiroくんはトイレタイムなしと仮定)
5分ぐらい詰めたことになる。


ここで僕は、実のところ、
hiroくんはすぐにスルーして
次のシルトラメンバーを追い詰めたいと考えていたのだが、
いやはや、そうはいかなかったんだよなー。

下りでパスして、
一旦降車ポイントで降りて再乗車の時に
ビンディングが嵌まらずもたもたしていたら、
hiroくん含める数名に先を越されてしまった。

追いかけるも、
そこは前日下見もしたグルービングもある下り区間。

自分の走り方が悪いのか、だいぶ離されてしまった。
下りきってからの平坦でも、なかなか追いつけず。


しばらくしてからやっとのことで追いつくも逆に離すことできず。
この辺りから、疲労が出始めたのか、平坦でスピードが乗らない。


また、ちょっとしたアップダウンでも脚が重い。

3,4人のパックで淡々と走るうちに1周目の終了。

頭の中は、
飛ばし過ぎたか〜?
いや、hiroくん速いやん。
六甲アタックで鍛えてやったからか〜?
(大げさ、笑)
これ、最後の大谷峠登れるかねえ?

2周目に入ると、hiroくんが前に出る。


ドラフティングで楽をするのは嫌なので、
横にずれて走るもそのペースに着いていくのが明らかにしんどい。
だいたい36k前後だったか。

前方に目を見やると、何やら怪しげな色の雲行きが。。。
雨降りそうとか話しながら走っていたが、意外や身体はそれどころではない。


相変わらず、hiroくんのペースはしんどい。

クライムは自分の方が勝るであろうから、
平坦はマイペースで行こうと決め、2周目の5kぐらいで敢えて千切れた。

2周目の一回目の峠。
明らかに脚が詰まり1周目の爽快さは全くない。

地道なくるくる回転に集中し、
補給でとったジェルでの回復を期待する。

そんな状態でも、登りはやはり周りと比較すると速いのか、
平坦で離れた分を着実に詰められる。


また、2周目にタレるのは僕だけではないはずで、
粘ることを自分の中で掲げペダルを回し続ける。

後方から割とゴツめな選手が一人TTで段違いのスピードをキープして抜いていった。
思い返すと、抜かれたのはこの人だけだったか。

2つ目の峠は、やや復調の感じも全開とは行かず、
我慢のクライムだった。

hiroくんは何とか視界に入る範囲で、
大谷峠では捕まえられそうな距離であった。

さあ、登るぞ〜ってな時に、
峠前のエイドでhiroくん立ち止まり。

ええぇぇーーって思ったけど、
気にせず離せる時に離しておこうと踏み続けた。

調子が良いのか悪いのか、早いのか遅いのか、
そんなことはもうどうでもよくて、
速くバイクパートを終わらせたかった。

幅広の区間に出た。
割と脚は回るし、前方選手との距離は縮まる傾向にあり!


イケるか!
と思ってたら、
降ってきましたよ、雨が、雨が、雨が。





ここで降るか!
登りはまだしも下りが攻めれんじゃないか!

登り切ってないのに下りの心配をしつつ、
斜度がきつくなる区間へ突入。

5人ぐらいのパックだが自分が一番登れそう。

そいやー!
とダンシングしたら内腿が悲鳴を。。。

痛い、いたっ、いてー!

攣りそうになって余儀無くシッティングに。
しかも斜度が一番キツイ所なので蛇行気味にしかも超スロー。
雨足は応援団もいなくなるほどの土砂降り。

ロス、もったいないなあ・・・
と内心思いながら、内腿に神経を研ぎ澄まして登り切った。

当然、大谷峠名物五十嵐応援隊もすっかりもぬけの殻状態で、
頂上が、もう終わりと気づかなかったぜ。

下りに入って早めにブレーキングするも全然効かん。

こりゃあ、ダメだと切り替えて20kぐらいのスピードで恐る恐るの下山。
落車するよりロスの方がまだマシと言い聞かせ慎重に慎重に。

一時降車ポイント過ぎて下り区間に入っても慎重さはキープ。

だって、雨脚は弱まるどころか、
逆に強まりバケツをひっくり返した勢い。
おまけにグルービング区間。


サングラスも曇るし、
コンタクトの調子が悪くなるくらいの視界不良。
攻められる訳がない。


無理して落車しようものならすべて台無しだ。


僕は車線の内側に入って、
まだコントロールができる範囲で、我慢の時間。


そんな中、グルービング区間をバリバリ走ってる選手もいましたがね。
巻き込まれるのはゴメンだぜ!

考えていたのは、第一ウェーブだったら、
もっとスイムが早かったら、
バイクももっと2周目攻められていたら、
下り区間は何とか雨に遭わずに済んだのにというものだった。

けど、これもレースなのよねん。
と割り切って残り10kの平坦を頑張った。

この区間は、自分の感覚としては1周目より楽に走れた。

理由は周りに気にする選手がおらず
自分の世界に浸れて走れたこと。


雨冷えによって筋肉がアイシングされたのか、
回る感覚が戻ってきたことも考えられる。

灼熱だったらどうなったんだろう?
自分のレベルのいたらなさも少しは反省しながら、
トランジションを目指す。

たまに後ろで走ってるであろうhiroくんのことが気になるが、
決して後ろは振り返らず自分の気持ちがよいペースで、
カーブだけは減速して慎重に走った。

えげつないほどの雨もトランジションの2,3k手前ぐらいで止み出しただろうか。

応援の人もエイドの方達も大変だなあ。
ありがたいよなあ。
そんなことも考えながら走ってた。

上り基調の直線を走り切って最後の左折。


トランジションが見えたところで、
ランのスタートゲートを出たばかりのあまやまさんを発見!

ここは声をかけて、
プレッシャーをかけなければと無意識に思ったか(笑)、
あまやまさーーん
と呼びかけた。

目測5分ぐらいの差か。
ランで十分追いつける距離だ。

あまやまさんも気づいてくれて、手をあげて応えてくれたが、
ちょっとびっくりした表情をしたのを僕は見逃さなかった。

実際、
レース後、
いつ、追いつかれるかヒヤヒヤしていたと、
あまやまさんは語ってくれた。

中盤、ちょっと精神的に下降気味であったが
終盤は何とか持ち直せた。


バイクタイム
3:30:11
59位


土砂降りでぐちゃぐちゃのトランジションでも、
わりかし落ち着いて確実に動けた。

ランシューズの上に帽子を置いておいたのが良かったのか、
突っ込んであった靴下もあまり濡れていない。
若干履きづらいが落ち着いて落ち着いて。

hiroくんが戻ってきた。
(隣の隣ぐらいの位置)


意外に詰められていたのでやるやないか〜と思いつつも、
自分のやるべきことを着実にこなす。

白浜、片男波の経験からランで負けるわけはないとの自信から。

毎度のことながら、
靴べらでスルッと履けたのはよかったが靴紐を締めるに時間がかかる。

次はキャップをどうするか考えるが曇りやし、
せっかくの金髪を目立たさせねばとの思いで被らず。


アームカバーも日焼け予防はもうええやろと、
うっとおしいので外してゆっくりめに走り出した。

hiroくんは一足先にサッと出て行ってたが、
気にせずマイペース。

ランのスタートゲートをくぐる時
電光掲示板は4時間27分台。

ああ、
俺の誕生日(4月27日生まれ)
だとか思いながら、
地獄のランパートへ歩み出したのであった。


つづく。。。
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お礼 by 枚方のT
ヤイチロウ様
枚方のTです。珠洲大会ではサングラス越しで話かけてしまい失礼致しました。
大谷峠までのアプローチの登りで、ヤイチロウさんを見かけました。決断した男の背中は凛としてたくましく、大きく力強かったです。アッと言う間に離され、恐れ入りました。また、どこかのレース会場でお会いできる事を楽しみにして、トライアスロン道に精進しいきます。ありがとうございました。
枚方のT 2013/09/02(Mon)21:31:14 編集
無題 by わいたま
コスギフォトで皆の奮闘ぶりを見てて、バイク2キロ地点の写真…『何を上みてんの〜や?』っとそういうことだったのね(笑)
いろんな出会いがありイイね‼
このスポーツ(^^;;
ゴール後ブレイブの方と話してたのもそういうことだったのねぇ…(笑)

やいっちも有名人なったなぁ\(^o^)/
リザルトと写真で『わいたま』も丸わかり…
こりゃー悪いことできんなぁ(爆笑)
わいたま 2013/09/03(Tue)09:02:49 編集
無題 by ヤイチロウ
枚方のTさん>

コメント、ありがとうございます!
お褒めのお言葉もいただいて嬉しいです!
またどこかのレースでお会いしましょうね!
ヤイチロウ 2013/09/03(Tue)23:23:19 編集
無題 by ヤイチロウ
わいたまさん>

スポーツは何かしら出会いがありますねえ。
正に醍醐味。
サプライズ!
けど、そんなに有名とちゃいますよ〜
ブレイブの方はトイレ待ちでお会いした方です。
ほんま、お互い悪いことできまへんねー。。。
ヤイチロウ 2013/09/03(Tue)23:25:35 編集
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性別:
男性
自己紹介:
指宿在住 36歳
10代はプロレスラーになりたくて、20代は音楽と写真に傾倒の文科系、30代で体育会系に戻ってまいりました。
2014年1月大阪より鹿児島県指宿市に移住。

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